こんにちは、SHOです!
今回は「第10回」として、陶芸作家さんを紹介したいと思います♪
アーティスト名:陶芸工房有 村瀬有さん
村瀬さんは、愛知のご出身で学生時代は瀬戸で陶芸を専攻し学ばれてきた若きHOPEです。
クリエイターズマーケットでお声がけをさせていただき、今回記事を書かせていただきました~!
よく言われる「セトモノ」とは「瀬戸物」であり、本来の意味は愛知県瀬戸市付近で作られる陶磁器を指しておりました。
それが広義化したのか、焼き物全般をセトモノというようになったようです!
瀬戸の町並みは落ち着いていて、焼き物が町全体の産業になっているためぜひ一度行ってみたいですね♪
↓ ↓ ↓
瀬戸焼振興協会HP
作品について
この作品のポイントを教えて下さい。
大分・日田の小鹿田焼「飛び鉋」に出会いその魅力にハマり、飛び鉋(かんな)の作品を制作するようになりました。
飛び鉋という技法は、工具の刃先を使って連続した削り目をつけるものです。
ろくろを回しながら生乾きの素地(作品)に工具の刃先を当てて削り目をつけます。
美しい色合いと模様ですね(^^♪
ろくろを回しながら模様をつけるなんて、、、
一度はろくろを回したことがある人ならわかる、高等テクですね!
「素地」とは陶芸作品のもととなる素材のことじゃ。
「ろくろ」とは陶芸するときに使う回る台のことじゃぞ。
コンセプトや作品に対する思い
この作品のお気に入りの点や苦労した点などを教えて下さい。
生乾きの素地で飛び鉋を施しますが、素地の乾き具合で飛び鉋の模様が出ないことがあり、苦戦することもあります。
なので、飛び鉋をやる時の素地のかたさが難しいです。
制作過程について
制作過程はどのような段取りなのでしょうか?
① 素地作り (皿・湯呑などの形作り)
② 高台削り
③ 化粧土を刷毛(ハケ)塗り
(写真のオレンジ色のお皿は撥水剤を刷毛塗り)
④ 化粧土(撥水剤)を乾燥
⑤ 飛び鉋を施す
⑥ 完成 (完全に乾燥→素焼→釉薬(うわぐすり)掛け→本焼)
(写真のオレンジ色のお皿は飛び鉋の削り目部分に陶芸用絵の具を筆塗り)
複数工程を踏まえているから、立体感のある作品に仕上がっているんですね!
素地が乾きすぎてても飛び鉋がうまくつかないでしょうから、製作までの時間も大切そうですね。
「高台削り」とはお茶碗や湯呑みなどの器の裏にある丸い台(高台)を作ることじゃ。
「化粧土」とは陶器に色付するための土のことじゃ。
「素焼」とは低温(700〜800℃)で焼き、ある程度の固さをもたせることじゃ。
「釉薬掛け」とは陶器の表面を丈夫にしたり美しくしたりすることじゃ。
「本焼」とは1200〜1250℃で焼き、実用に耐える作品を得る焼き方なのじゃ。
SHOの勝手にレビュー
お皿自体は落ち着いた色、そこにアクセントとなる模様。
サラダなんか盛り付けたらよりおいしくなりそうですね♪
食事は彩が大事ともいわれますが、食器も重要なファクターだと思ってます。
村瀬さんはそのほか、湯飲み等々も作成されておりとてもお手頃な価格で手に入ると思います。
(現在は売り切れてしまっておりますが、12月のクリエイターズマーケットで再販予定(\700)とのことです。模様がかわいい)
精力的に展示会にも作品を出展されているようで、入選された作品もあるようです!
ご興味のある方は、ぜひ下記リンクからチェックしてみてください(^^)/
Instagram:https://www.instagram.com/yu__66775/
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Base:https://koubouyuu.base.shop/
これからも、陰ながら応援しております。
それでは、また次回お会いしまSHO〜♪
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