SHO College

SHO College vol.1 🌺 沖縄県『三線』🌺

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はいさーい🌺 SHOです❗️

新シリーズとして、勝手ながらみなさんと一緒に都道府県の伝統工芸品を勉強していきたいと思います。
題して‼️『 SHO College 』

今回は第1回目として『沖縄県の三線』です(^^)

🌺沖縄県の伝統工芸「三線」(さんしん)とは?🌺

三線(さんしん)は、沖縄県那覇市などで生産されている楽器です。
ユネスコ無形文化遺産の組踊(クミウドゥイ)や県の無形文化財である琉球歌劇のほか、民謡やポップスなどさまざまな音楽で用いられ、その素朴な音色は多くの人々を魅了しています。

組踊(クミウドゥイ)とは?
国の重要無形文化財に指定された伝統的な古典芸能のことを言うのじゃぞ!

三線は棹(さお)、胴(どう)、糸巻きのパーツからできており、棹の形状によってそれぞれの型に分類されます。
代表的な型は7種類あり、その型を作り出した琉球王国の名工の名がそれぞれに付けられています。

①南風原型 ②知念大工型 ③久場春殿型 ④久葉の骨型 ⑤真壁型 ⑥平仲知念型 ⑦与那城型 
代表的な型はこの7種類じゃぞ!


三線作りには繊細な職人技が求められ、原木選びから数十年かけて仕上げることも珍しくないといいます。
チーガと呼ばれる胴の部分には蛇皮が使われているのが特徴です。
縁起を担ぐため、床の間に「夫婦三線(ミートゥサンシン)」として三線を2丁飾ったり、漆塗りの箱に納めた三線を「飾り三線」と呼び大切にしてきたりと、三線は沖縄の文化において楽器としてだけの価値を超え、特別な意味を持って人々と関わっています。

チーガとは?
三線の太鼓部分の木の枠のことを言うのじゃぞ!(蛇皮の部分じゃ)
夫婦三線(ミートゥサンシン)とは?
同じ一つの原木から取れた2棹で作るのが夫婦三線なのじゃぞ!

※参考文献 KOGEI JAPAN

🌺三線の歴史🌺

14世紀末頃に三線の原型となる楽器が中国から琉球に伝わり、15世紀頃に三線が生まれたとされ、現在まで三線製作(せいさく)の技術が受け継がれています。三線は、沖縄の伝統芸能である組踊(くみおどり)やエイサー、民謡(みんよう)などで演奏(えんそう)されるだけでなく、近年ではポップスにも用いられ、飾らない美しい音色(ねいろ)が多くの人々を引きつけています。

なんと、三線は500年も脈々と受け継がれているらしいです。
※参考文献:沖縄県庁

🌺『三線』(さんしん)と『三味線』(しゃみせん)の違い🌺

そもそも、三線と三味線は一緒の楽器じゃないの??

なにを言ってるんじゃい!
三線と三味線は全く違う物なのじゃ!


それでは三線と三味線の違いを一緒に学んでいきましょう♪

①大きさ

まずはじめに大きさについてです。

三線より三味線のほうが少し大きいです。
それぞれの長さは以下のとおりです。

  • 三線はおよそ80cm前後
  • 三味線は100cm前後

②胴の部分の材質

次に胴に張られている皮の材質が違います。

三線は蛇の皮、三味線は猫や犬の皮です。

蛇の皮を使うのは沖縄らしいですよね(^^)
しかし、、、なぜ蛇皮なの?

蛇皮張りの三線を持つことは、昔の沖縄において富の象徴でもあったそうじゃ!

③弾き方(バチ)

最後に弾き方(バチ)です。

バチとはギターのピックのようなものです。

三線は爪のような形状であり、牛の角でできております。

三味線はイチョウの葉っぱの形状で、プラスチック、木材、象牙、鼈甲(べっこう)などでできております。

🌺まとめ🌺

今回、初めての試みとして三線を紹介させていただきましたが
やはり伝統工芸ということもあってかなり奥が深いと感じました。

個人的に”はっ”としたのは、かの有名な某携帯メーカCMの
桐谷健太さんが弾いていた楽器も三線だったことでした(笑)
今回調べなかったら、一生三味線だと思っていたと思います。

「海の声」 フルver. / 浦島太郎(桐谷健太) 【公式】

ほかにも何か楽曲ないかなー、と調べていたら
三線で様々な曲をカバーされている前田秀幸さんを発見しました!!
三線の独特な空気感と、躍動感ある楽曲が合わせり素敵な「夜に駆ける」貼っときます。

『夜に駆ける/YOASOBI』を三線で弾いてみた!

今回三線について調べるにあたり、参考にさせていただいた
沖縄県三線製作事業協同組合さんのページには三線教室の一覧が記載されておりました。
もし、奏でてみたい!!とご興味をお持ちになった方は是非チェックしてみてください(^^♪

このような形で、少しでも日本の伝統工芸品に興味を持っていただき
歴史/伝統が知見として広まっていただければ幸いです。




それでは、マタヤーサイ🌺


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